映画【アス】あらすじ・ネタバレ・結末|ある館に訪れた後、自分と同じ姿の人が現れ襲われる…?!

ホラー

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映画「アス」作品紹介

製作国

アメリカ映画

公開日

2019年

上映時間

116分

監督

ジョーダン・ピール

キャスト

アデレード・ウィルソン(レッド) – ルピタ・ニョンゴ

子供時代のレッド – マディソン・カリー

10代のレッド – アシュリー・マッコイ

ゲイブ – ウィンストン・デューク

ゾーラ – シャハディ・ライト・ジョセフ

ジェイソン – エヴァン・アレックス

映画「アス」あらすじ

ある日、とある一家の目の前に、彼らと瓜二つのドッペルゲンガーが現れ、一家を襲うという斬新なストーリー。

映画「アス」あらすじストーリー結末【起】

この先ネタバレ含みます。

カリフォルニア州のとある家庭。

テレビでは、アメリカの飢餓を救うとPRするCMが流れていた。

多くの人々が手をつなぎ、協力し合うことの美しさを表現していた。

ある日、娘のアディは両親と共に、サンタクルーズにある遊園地へ遊びに来ていた。

マイケル・ジャクソンの曲にちなんだTシャツを買ってもらい上機嫌だった。

母はトイレへ行くため父ラッセルに「アディを見ておいて」と言いその場を離れる。

しかし、ラッセルは射的ゲームに夢中になっていた。

その隙にアディは、一人遊園地の近くにある浜辺行ってしまっていた。

道中、アディは細身の男性が「エレミヤ書11章11節」と書かれた物を持っているのを目撃する。

浜辺には「ビジョン・クエスト」と言う名前の館があった。

興味本位で館へ入ったアディだったが、中は暗くてよく見えない。

なんとか目を凝らすと、そこは周りを鏡で囲まれた鏡の迷路だった。

興味本位で進むが、アディは背後に人の気配を感じ振り向く。

振り向いたアディの目の前には、自分と瓜二つの少女が立っていたのだった。

歳月は流れ、大人になったアディは、夫のゲイブ、娘のゾーラ、息子のジェイソンと幸せに暮らしていた。

ある日、アディ達はサンタクルーズにある別荘へ行くことになる。

そこは、かつて住んでいたアディの実家だった。

そこで、アディは幼少期の事を思い出す。

自分そっくりの少女を見てショックを受けたアディは、その後遺症で、言葉をしゃべれない状態に陥ってしまっていたのだ。

その後、カウンセリングなどを受けることで、今の状態まで回復したのだった。

幼い頃の恐ろしい思い出がある為、アディはサンタクルーズに行くことに抵抗を感じていた。

特に、館のあった浜辺へ行くことが恐ろしくて堪らなかった。

しかし、家族は楽しみにしており、ジョシュの家族もやってくるとアディに伝える。

ジョシュは、白人の男性で家族ぐるみの付き合いをしている家族だ。

サンタクルーズへ到着したアディたちは、持ってきた荷物を運びこむ。

家の中を整理していると、ジェイソンの姿が見えず探していると、ジェイソンは戸棚の中で隠れていた。

アディは再び幼少期のことを思い出す…。

遊園地で、アディを見ていなかった父の事で車内で口論する両親。

館でショックを受けていたアディは、ただそれを見つめるしかなかった。

映画「アス」あらすじストーリー結末【承】

別荘を出た4人は、浜辺でジョシュ一家と合流する。

浜辺へ到着するのと入れ替わりで「エレミヤ書11章11節」をもった男性が、救急車で運ばれている最中だった。

そして、浜辺には「魔術師マーリンの森」という名前の館があり、アディに不安が過る。

ジェイソン達が、浜辺で遊んでいると、変わった男性を目撃する。

男性は、赤いつなぎの服を着て、その上にコートを羽織っていた。

そして、両手を広げて立っているが、その手からは血が滴っていた。

その夜。

怖くなったアディは、ゲイブに「やっぱり帰りましょう」と提案する。

「昔の事件以来、ずっと少女に狙われている気がする」と本音を語った。

しかし、ゲイブは「僕たちがいるから、大丈夫だよ」とアディに優しく声をかける。

そんな話をしていると、突然停電してしまう。

そして、ジェイソン達がやってきて「家の外に誰かいる」と話す。

慌てて外へ出てみると、顔は暗くてはっきりとは見えないが、男女4人が手をつなぎ立っていた。

しかも、その人影はアディ達のように見える。

怖くなったアディは、通報しようとするが、ゲイブが彼らに話しかける。

しかし、4人組は微動だにせず、とても不気味だった。

ひとまず、家に戻ったゲイブは警察に通報するが、到着まで時間がかかるらしい。

ゲイブは念のため、金属バットを持ち、家族を守ろうとする。

外にいる家族が、少しずつ近寄ってきて、家の外を囲む。

アディ達は警戒していたが、予備のカギを使い、家の中に侵入してくる。

入ってきた4人組の顔を見ると、アディ一家と瓜二つの顔だった。

全員赤いつなぎの服を着て、手には植木バサミを持っている。

彼らは、自分たちのことを「影」と呼び「ドッペルゲンガー」だと話す。

彼らには名前があり、アディにそっくりな女性が「レッド」

ゲイブ似の男性「アブラハム」

ジェイソン似の少年「プルート」

ゾーイ似の少女「アンブラ」

レッドは、アディに「自分の手を手錠でつなげ」と要求した。

アディは、要求通りに自身の手を手錠で椅子につなげる。

彼らの隙を見て、ゾーイに逃げるように指示し、ゾーイは走って逃げるが、その後をアンブラが追いかける。

それを皮切りに、それぞれの影が立ちはだかる。

映画「アス」あらすじストーリー結末【転】

必死で逃げていたゾーイは、車の影に隠れていた。

すると、追ってきたアンブラが車を叩いて追い立てる。

近隣住民が出てきて、アンブラに文句を言うと、その男性はアンブラによって殺害されてしまう。

その隙に、ゾーイは逃げ出した。

ジェイソンは、プルートと一緒に戸棚に隠れていた。

ジェイソンは、この頃ライターで遊ぶのにハマっており、プルートも、火遊びが大好きだった。

プルートがお面を外すと、顔には大きな火傷の跡があった。

一緒に遊ぶふりをして、プルートを戸棚に閉じ込めることに成功したジェイソンは、逃げ出していく。

ゲイブは、アブラハムとの格闘の末、沖合にあるボートのスクリューに巻き込み殺すことに成功。

家に残るアディも、レッドの隙をついて、逃げ出すことができたいた。

なんとか、家族全員合流する事が出来たが、ニュースでアメリカ全土で、同様に赤い装束の影たちがいることを知る。

4人は、車でこの場を離れようと試みる。

すると、車の前にレッドが立ちはだかる。

気が動転していたゾーイはレッドを轢き、なんとか振り切り、走り去っていく。

朝方、浜辺へたどり着いたアディ達は、町の住民が大勢なくなっているのを目撃する。

すると突然、前方にプルートが現れる。

車から降りたアディは、プルートが何かを爆発させようとしている事に気付く。

ジェイソンは、プルートの意識を引き付け、自分と同じ動きをさせた。

そして、プルートの背後にあった炎を使い、なんとか撃退した。

しかし、今度はレッドによってジェイソンが連れ去られてしまう。

レッドの後を追ったアディは、浜辺の館へとたどり着く。

映画「アス」あらすじストーリー結末【結】

館の奥には、地下へと続く長いエスカレーターが存在していた。

エスカレーターで降りると、真っ白な廊下が続いている。

後にやってきたアンディから真相を聞かされることとなる。

レッド達ドッペルゲンガーは、アメリカ政府が製造したクローン人間であり、クローンの生成法を手にした政府は、地下に国民のコピーを作り、操り人形のように扱われていたことを知る。

アディが、幼い頃に出会った少女は、ドッペルゲンガーだったのだ。

その後、政府が生成をやめ、クローンたちは放置されてしまった。

取り残されたクローンたちがクーデターを計画したのだという。

真実を知ったアディはとても動揺していた。

そして、レッドが襲い掛かってくるが、運よく退けることに成功する。

その後、ジェイソンを助け出し「すべて終わったの」と告げる。

地上に出ると、ゲイブとゾーイが待っており、車でその場を離れる。

すると、車内でアディはあることを思い出していた。

昔、遊園地で少女と会ったアディは、咄嗟に相手の首を絞めて気絶させ、相手が着ていた、Tシャツを脱がせて羽織り、地上へ出た事を。

アディの正体はクローン人間だったのだ。

そして、クローンだと思っていたレッドこそが、本来のアディであるということに。

事件後、後遺症で喋れなくなっていたのではなく、元々言葉が分からなかったためであると。

自身が、クローン人間だと気付いたアディは、不思議そうな顔をして見ているジェイソンにそっと微笑み返す。

アディ達が車を走らせていると、窓から皆で手をつなぐ無数のクローン人間たちの行列が並んでいたのだった。

映画「アス」感想

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