映画【キューブホワイト】あらすじ・ネタバレ・結末|人が痛覚を失うとこうなる・・・。

SF

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映画「キューブホワイト」作品紹介

製作国

イギリス映画

公開日

2018年

上映時間

89分

監督

ポール・ラシッド

キャスト

ジョーナ・マクドナルド

オデッド・フェール

アムリタ・アチャリア

シャロン・モーン

ニコラス・ファレル

人が痛覚を失うとこうなる…。《キューブ・ホワイト》【映画あらすじ】※グロ注意

映画「キューブホワイト」あらすじ

皆さんの知るキューブシリーズのSFホラー映画感覚で見ると後悔します。
ただただグロくて、謎の終わり方の映画。

映画「キューブホワイト」あらすじストーリー結末【起】

この先ネタバレ含みます。

白い密閉空間の部屋で、一人の女性が目を覚ます。

彼女の名前はエレノア。

叫ぶ彼女に、部屋の外から一人の男に話しかけられる。

男は『この部屋で何の研究をしていた?』とエレノアに問う。

彼女は『私は雑用係で研究の事は何も分からない』と答えた。

回答に納得しない男は、白い部屋の設備を使い、エレノアを拷問した。

ここの設備には、様々な拷問装置が整っていた。

まるで砂漠にでもいるかのように温度が急激に上昇したかと思えば、瞬時に極寒の寒冷地に変わる。

天井からは、皮膚を解かす酸の雨を降り注いだり、身体を焦がすほどの電流を帯びた床。

それでも、納得いく答えを得られなかった男は、隣の部屋に隔離していた、拷問により理性を失った女性にエレノアを襲わせる。

防戦一方だったが、なんとか相手を退ける。

なぜ、彼女がこんな状況で部屋に閉じ込められているか。

それは、5日前に遡る・・・。

映画「キューブホワイト」あらすじストーリー結末【承】

その日は、科学兵器開発チームに新しい助手ルースが就任してきた。

エレノアは、科学兵器開発チームの責任者。

エレノアは戦争で家族を失い、テロリストに恨みを抱えていた。

ある日、国から治験者として送られきたのは、テロリストのザカリアン。

彼を治験者として新薬の開発を進められていった。

チームは痛覚を鈍らせる新薬「アルゴ」をザカリアンの食事に入れて研究の経過を観察していた。

薬を投与されたザカリアンは興奮状態に陥り、痛覚が麻痺して、本来なら絶えれないほどの冷水や熱湯。さらに電流までも体内へ流されていく。

新人で助手のルースには、卑劣とまで言える研究に疑問を抱くことも多かった。

しかし、エレノアから「この薬もいつかは平和な世界の役に立つ」と言われ、戦争が終結に向かう事を信じて研究を続けていた。

ルースは、極秘の研究という事もあり、自宅に帰る事も許されず、拷問にあっても研究内容を喋ってはいけないと告げられており、どのみち、関わってしまった以上、後戻りはできない状況だった。

ほどなくして、新たに、女性の治験者が国から送られてきた。

彼女もテロリストの一員だった。

女性に対しての研究データも必要という理由から、彼女にも拷問染みた実験は施されていった。

酸を体に垂らしても痛みを感じる様子はなく、ザカリアン同様に痛覚はバグっていた。

さらに、新薬には、人としての理性を崩壊させてしまう副作用もあった。

ザカリアンは食事を摂取する事はなくなり、アルゴのみを求める廃人になっていく。

女性テロリストは完全に理性が崩壊してしまっていた。

研究の結果、成果が認められて実験は終了と思い安堵するルースだったが、エレノアから、女性テロリストに薬品の追加投与を命じられる。

逆らえば自分の危うい立場になると感じ、仕方なく命令に従った。

彼女は、すでに理性を失っている状態だったが、さらなる薬品の投与で、ハイになってしまい自身の指を食いちぎってしまう。

人ではなくなってしまった仲間の姿をみたザカリアンは怒り叫んでいた。

新薬は完成し、研究チームを労ったエレノアは立ち去った。

映画「キューブホワイト」あらすじストーリー結末【転】

そんな中、治験者の今後が気になっていたルース。

そんな彼女に同僚は「軍が適切に扱う」と告げる。

しかし、実際は、この世から消すことを意味していた。

不満が絶頂に達したルースは白い部屋の前に行く。

その姿を目撃したエレノアは彼女の元へ向かう。

やはり、ルースは疑問を抱えながらも研究を続けたことを悔やんでいた。

そして、エレノアが研究に没頭する理由は、終戦の為にではなく、テロリストに殺された家族の復讐で、治験者を拷問にかけるのが目的だったと告げる。

図星を突かれたエレノアは、怒り狂い、ルースを襲いかかる。

エレノア自身も混乱している様子。

ルースは最後の力を振り絞り、部屋の鍵を解除し、ザカリアンを部屋の外へと開放する。

理性はなかったが、自身を部屋に閉じこめた者への怒りのみが彼の身体を動かしていた。

研究チームの全員を襲い、エレノアの命を奪おうとするが、同僚がナイフで応戦する。

痛覚が欠落したいるため、勢いは衰えず、エレノアは同僚が奪われるのを見ているしかなかった。

その後、テロリストが仲間を開放するために突入する。

マスクの男が倒れているザカリアンの元へ歩み寄る。

マスクを取ると、ザカリアンと似た顔の男性。

彼が本当のザカリアンで組織のリーダーだったのだ。

倒れている男は弟だった。

弟は、ザカリアンの腕の中で息をひきとった。

『弟を酷い目めに合わせたのは誰だ!』と声を荒げる。

5日後・・・

映画「キューブホワイト」あらすじストーリー結末【結】

自分はルースで、「私は雑用係で研究の事は何も分からない」言い続けるエレノアの姿があった。

部屋の扉が解除され、恐る恐る部屋を出るとザカリアンと対峙して、話を聞き、状況を把握したエレノア。

彼は、弟の死によって、正気ではなかったが、エレノアの科学の知識は戦力になると判断し、俺たちの為に科学兵器を作れと命じられる。

エレノアは、これまでに、復讐する為に、研究に没頭していたが、テロリストの為に研究し続ける運命を背負ってしまったのだった。

テロリストのためと言う意味では同じだが全く異なる意味になってしまった。

映画「キューブホワイト」感想

謎の終わり方でしたね・・・

密室からの脱出系と思いきや

あ、そーゆー感じねと思わせる映画でした!

拷問のシーンなどグロイシーンは見ごたえはあると思いました。

内容はともかく、グロイ映画が好きな方には、ぴったりかも!

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