映画【ザ・ウォード/監禁病棟】あらすじ・ネタバレ・結末|少女たちが次々と襲われる…。その正体は誰なのか…

ホラー

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映画「ザ・ウォード/監禁病棟」作品紹介

製作国

アメリカ映画

公開日

2011年

上映時間

89分

監督

ジョン・カーペンター

キャスト

クリステン – アンバー・ハード

エミリー – メイミー・ガマー

サラ – ダニエル・パナベイカー

ゾーイ – ローラ=リー

アイリス – リンジー・フォンセカ

アリス – ミカ・ブーレム

映画「ザ・ウォード/監禁病棟」あらすじ

身に覚えのない放火の罪で精神病棟に送られたクリステンは、 初日の夜から人の気配を感じ不安を覚える。
そこでは、同年代の少女ばかりが隔離されていた…

映画「ザ・ウォード/監禁病棟」あらすじストーリー結末【起】

この先ネタバレ含みます。

アメリカのとある田舎町でひとりの少女が農家に火をつける。

少女の名前は、クリステン。

彼女には、行方不明で捜索願いが出されており、駆けつけた警察官によって、拘束されようとしていた。

しかし、放火を起したはずのクリステンには記憶がなく、ひとまず、ノースベンド精神科病院へ入院することとなる。

収容される病棟はウォードと呼ばれる監禁病棟。

そこでは、決められた時間以外は自身の部屋に監禁される特殊な病棟だった。

同じ病棟には、クリステンの他にも4人の女性が収容されている。

奇妙な言動ばかりのエミリー。

勝気なサラ。

スケッチが好きなしっかり者のアイリス。

人形を手放せない幼いゾーイ。

いずれもクリステンと歳の近い女性ばかりだった。

看護師は、以前収容されていたタミーという人物の名前を黒板から消し、新たにクリステンの名前を書きこむ。

その部屋に収容され、一夜を過ごすこととなったが、夜中に廊下を歩く人の嫌な気配を感じたり、自分しかいない部屋に人の気配を感じたりと不可解な現象が彼女を襲った。

その後、医師が面談に訪れ、放火について質問をされる。

しかし、やはり放火については、クリステンは覚えてはいなかった。

医師は、放火した農家の住所がクリステンの手に書かれていた事実を話し、真相に迫るがクリスティンの様子からは見て取れたことは、本当になにも知らない。ということだけだった。

映画「ザ・ウォード/監禁病棟」あらすじストーリー結末【承】

ある日、クリステンがシャワーを浴びていると、その背後に干からびた亡霊のような女性が現れ襲われてしまう。

悲鳴を聞きつけ、慌てて看護師が駆けつけるが、亡霊に襲われたという話を信じるはずもなく、錯乱するクリステンは、鎮静剤を打たれ更に電気ショックで気絶させられてしまう。

薄れゆく意識の中で、自分がなぜ病棟に監禁されているのか。

自分に何が起こっているのか疑問を抱いていた。

彼女は、談話室でエミリーに自分の前に部屋を使っていたタミーの事を聞く。

「タミーはすでに退院した子。もうここにはいないよ」とだけ告げられた。

そこに絵を描くことの好きなアイリスが「私の退院が決まった!」と嬉しそうに入って来る。

しかし、他の子たちは、監禁病棟からは簡単に出られるものではない。とアイリスの話しを疑っていた。

アイリスは、医師との面談のため部屋から出ていく。

しかし、医師との面談を終えたアイリスは忽然と姿を消してしまったのだ。

そんなアイリスは、処置室で身体を拘束されており、無残にも拷問を受け、変わり果てた姿にされてしまう。

アイリスがいなくなった事に少女たちは疑問に感じるが、病院の人は誰も真相を語ろうとはしなかった。

クリステンは、ますます疑心暗鬼になり、アイリスが消えた手がかりを探していると、彼女が残したスケッチブックを見つける。

そこには、アリスという名の少女とシャワー室でクリステンを襲った亡霊の絵が描かれていた。

クリステンは、アリスやタミー、いなくなったアイリスの詳細について医師に質問するが、何も答えてはくれない。

このままでは自分たちも危ないと思った少女たちは病棟を脱走することを企てる。

しかし、脱走中に見つかってしまい遺体安置室に隠れる。

またしても亡霊が現れ、ふたりは意識を失ってしまった。

そして目覚めたクリステンは、もう一度逃げる計画を立てるのだった。

映画「ザ・ウォード/監禁病棟」あらすじストーリー結末【転】

その頃、サラもまた、亡霊に捕まり電気で焼かれて既に命を落としていた。

サラまでいなくなり、クリステンは怯えるゾーイにアリスの事を再び聞いてみる。

今まで誰もアリスについて語ろうとしなかったが、ゾーイが遂に真相を語り始める。

「アリスはとても暴力的なため、タミー・サラ・アイリス・エイミーみんなでアリスを殺した」と、自分たちが行ったことを怯えながら語った。

亡霊だったのは、昔殺されたアリスのことだった。

殺されたアリスは復讐のため、亡霊となり、少女たちを次々を襲っていたのだ。

エイミーも、アリスへの恐怖からナイフで自害しようとするが、アリスによって喉を切られ命を奪われてしまう。

クリステンは、監視の看護師を閉じ込めゾーイを連れ出し病棟を逃げ出す。

しかし、逃げる途中でゾーイとはぐれてしまう。

あたりには、ゾーイの血を思われる痕跡だけが残されていた。

そして、クリステンはついにアリスと対峙する。

亡霊となったアリスの力は凄まじく、圧倒されてしまう。

しかし、非常用の斧で立ち向かい、ついに亡霊アリスを退けることに成功する。

映画「ザ・ウォード/監禁病棟」あらすじストーリー結末【結】

真相を知るため医師の部屋へと向かったクリステンは机の上の書類に目を通す。

その書類とは「催眠療法・電気療法・人格6目クリステン」と記された自分自身のカルテだったのだ。

クリステンは医師から「君の名はアリス・リー・ハドソン」だと言われ

医師の口からこれまでの真実を告げられた。

アリスが11歳のころ、自宅にいたアリスは誘拐事件に巻き込まれ、最初に放火した農家の地下で2カ月のあいだ監禁されていた。

まだ幼い少女は、精神的に負った心的外傷によって、タミー・アイリス・サラ・ゾーイ・エミリー・クリステンという人格が誕生し、主人格であるアリスを乗っ取ったのであった。

どうやら、いままで主人公として見ていたクリステンは、アリスの中の6番目の人格だったのだ。

この病院は、本来の主人格であるアリスを目覚めさせるための治療を行っていた。

医師は、クリステンの中に眠るアリスに「今こそ別れを告げるんだ」と語りかける。

その声をきっかけに亡霊のアリスが、自分を取り戻すためにクリステンに襲いかかった。

ベッドで目覚めた彼女は、主人格のアリスだった。

アリスは、両親を「ママ!パパ!」と呼び、とても穏やかな顔をしていた。

映画「ザ・ウォード/監禁病棟」感想

この作品はここで終わればよかったのに、ラストは衝撃的です。

人格障害が完治し退院の準備をしていたアリスだったが、収納ドアを開けると、なんとクリステンが、アリスに飛び掛かってきたのです!

そして、映画はそこで幕を閉じました。。。

その後、クリステンがアリスを乗っ取ってしまったのか?

主人格のアリスが強い意志で払いのけたのか。

真相は闇の中・・・

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