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映画「パグ・アクチュアリー」作品紹介
製作国
イギリス映画
公開日
２０１８年
上映時間
９４分
監督
マンディ・フレッチャー
キャスト
サラ・フランシス-ビーティー・エドモンドソン
ベッキー-エミリー・アタック
獣医-エド・スクライン
ベン-トム・ベネット
映画「パグ・アクチュアリー」あらすじ
ある日、祖母が亡くなり、自分にだけまさかの愛犬のパトリックを遺されたサラ。
犬を飼ったことのないサラは、パトリックの翻弄され悪戦苦闘の毎日。
しかし、パトリックとの出会いが残りの人生を大きく変えることとなる…。
映画「パグ・アクチュアリー」あらすじストーリー結末【起】
※この先、ネタバレを含みます。
主人公は何をやっても上手くいかないサラ。
一方、サラの姉は弁護士。そして、幸せな家庭も築いている。
そんな優秀な姉と比べてられて生きてきたサラは いつも自分に自信が持てなかった。
ある日、祖母が愛犬パトリックと散歩をしていると
祖母は発作を起こしてしまい、人生に幕を閉じてしまった。
寄り添うパトリック… 祖母の葬儀の日、サラは集まった家族に身の上話をしていた。
彼氏には逃げられ… 仕事は、教師に再就職が決まっている。
しかし、姉が弁護士ということから、またしても比べられてしまった。
その後、遺言にのっとり、遺産相続が行われる。 サラには、なぜか愛犬のパトリックが相続された。
彼女は犬で好きではなかった。しかも、自宅のアパートはペット禁止。
祖母の思いをくみ取り、仕方なくパトリックとの生活が始まっていく。
犬なんて飼った事のないサラ… 当然、一人と一匹の生活が上手く行くはずもない。
サラは仲良くなるために、パトリックを散歩に連れ出す事にした。
犬の扱いに慣れていない彼女は、パトリックを放し飼いにしてしまい、
追いかけるだけで、体力はボロボロのヘトヘト。
彼女は空に向かって「なぜ自分にパトリックを遺したの？」と天国の祖母に叫ぶ
映画「パグ・アクチュアリー」あらすじストーリー結末【承】
翌日、仕事場の学校に初出勤。 ところが、寝坊してしまい、さらには、パトリックの御世話。
何とか時間には間に合ったが、 サラが受け持つクラスは、自由奔放な生徒が多かった。
そんな彼女にも少しだが、味方が出来た。 体育教師ベッキーと家庭科教師モーリーンだ。
初出勤を終え、家に帰ると…
パトリックが、散らかした部屋を見て、唖然とするサラ 留守番させることに不安を覚えたサラは
同じアパートで、内緒で犬を飼っているマダムの元へ 犬好きだったこともあり、
サラが仕事の時だけ預かってくれることになった。
賢いワンちゃんのはずだが… 好奇心が抑えられず、いたずらをしてしまう。
さらには、パトリックが原因で犬の気配を感じた大家さんに
「アパートのどこかに犬がいる」と怪しまれてしまっていた。
仕事が終わり、パトリックを迎えに行くと、
マダムから「これ以上、面倒みれない」と言われ、断られてしまった。
「なんで私はいつもこうなるんだろう…」と考えながら散歩に行くと
犬を連れたイケメン【ベン】と出会い、いい感じに。
打ち溶けたサラは「祖母はなぜ私に…」とついつい愚痴をこぼしてしまう。
ベンは「きっと何か意味があるんだよ」と優しいことをかけ、その場を後にした。
翌日、仕方なくパトリックを学校につれて出勤。
用務員のおじさんに有料で預かってもらえることに 授業をしていると、
おじさんがパトリックを連れて教室の中へ怒鳴り込んでくる。
「俺の弁当とチョコ食べられた(# ﾟДﾟ)」と怒ってパトリックを返しにきた。
問題だったのは、チョコを食べてしまった事だ… 。犬にチョコは毒でしかない。
優等生のヴィッキーにクラスを任せて病院に駆け込んだ。
ところが、パトリックに異常がなかった。
安心していると、獣医がイケメンなことに気づき、ちょっとテンションの上がるサラ。
診療代を払おうとすると、
「お代は結構です、それよりいつ食事に行ける？」と サラは、獣医から誘いを受けるのだった。
学校に戻ると、「チャリティーマラソンに参加するように」と校長先生は頻りになっていた
運動の苦手なサラだったが、 「新任の先生は参加がマスト」と聞かされて絶望していた。
翌日から体育教師のベッキーとマラソンの猛練習。
パトリックも一緒になって走るが、運動の苦手なサラは今にも倒れそう。
というか、倒れこむ。
映画「パグ・アクチュアリー」あらすじストーリー結末【転】
しかし、この頃のサラは、先生として、
独自の授業法で生徒の心を掴んでいき、充実した生活になっていた。
もちろんパトリックの存在も大きかった。
しかし、ある日の授業中、 優等生のヴィッキーが突然、立ち上がり、教室から出て行ってしまう。
話を聞くと、どうやら、家庭に問題を抱えている様子…
さらには、とうとう大家さんにマダムが犬を飼っていることが明るみになり、 部屋を追い出されようとしていた。
相談されたサラは「自分達が出て行く」と告げて マダムを残してもらえるように交渉したサラ。
サラは大家さんに、 「実は私が犬を飼っていて、マダムさんに預かってもらってました。
犬を飼っているのはマダムさんではなく、私です」と大家さんに訴えていた。
悪い事が続いたが、今日は獣医のイケメンとのディナーの日。
しかし、約束の時間にいつまでたっても彼は現れない。
サラは「動物の命を救っているんだろう」と頭の中はお花畑。 その後、遅れてやってきた獣医。
「動物は大丈夫？」と心配の声をかけると
なんの話？ドラマ見てただけだよ？と悪びれた様子もなかった。
しかも、お会計は割り勘。 不機嫌になったサラは、食事は終わった後、そそくさと帰ってしまった。
しかし、特にがっかりした様子ではなかった。 それは、パトリックが待っているからだ。
パトリックを連れて気晴らしに散歩していると、迷子の犬を発見する。
見過ごせないサラは、首輪の住所を見て、送り届けることに。
送った先には、高齢のおじいちゃん。
そして、公園で仲良くなったイケメンの【ベン】も居合わせた。
ベンは、おじいちゃんと知り合いで、
身体が思うように動かせないおじいちゃんの代わりに探しに行っていたのだ。
偶然にも再会した2人 サラは、住まいがないことなど、またしても愚痴をこぼしてしまう。
静かに話しを受け止めてくれるベンをとても温かく感じていた。
アポートを追い出されたサラを気遣って同僚のベッキーが、
「兄が使っていない船を持っているからそこに住んだら？」と親身になってくれた。
さっそく、パトリックと船を見に行き、 気に入った2人は、そこに住む事にした。
「船で住めるなんて夢みたい」と相変わらずお花畑のサラ。 しかも今回はパトリックまで。
住まいの問題は解決したサラが次に取り掛かったのは、 優等生ヴィッキーの家庭問題だった。
ヴィッキーの自宅を訪問するサラ。 ヴィッキーの家の問題は、よくある離婚問題だった。
お母さんは、かなりの性格に難がある人で 近いうちに、
両親が離婚をし、 別々で暮らすことになっていたことが原因だった。
サラは、ヴィッキーに 「わたしは昔から何をやってもドジばっか…笑」と笑いながら励まし
そして「休んで受けれなかった国語のテストを土曜に振り替える」と提案 ヴィッキーは、
先生の計らいに喜び、テストを受け、気持ちも前向きに サラの寛大な心と、
明るさに心を動かされたヴィッキーは明るさを取り戻していった。
今まで人間関係が苦手だったが、 パトリックが来てから、
いままで不調続きの人生だったが、 自分が自分じゃないかのように充実していくことを感じるサラ。
映画「パグ・アクチュアリー」あらすじストーリー結末【結】
そして、最初は嫌いだったパトリックが、愛おしく思えるようになっていた。
そんな想いもしらず、サラが目を離した隙に、
猫に気をとられて小舟に乗り込み、パトリックはそのまま冒険に旅立ってしまう。
船に帰宅すると、パトリックがいない事に気づく…
サラは、同僚、知人、生徒に協力してもらいパトリックを捜しに。
生徒のヴィッキーにも協力してもろうと家を訪ねると…
家から出て来たのは、自分を気にかけてくれたベンだった。
実は、好意を寄せていたベンは、ヴィッキーの父親だったのだ。
ショックを受けるサラだったが、今はパトリックの事で頭がいっぱい。
しかも、今日はチャリティーマラソンの当日。
普通なら、参加せずに、パトリックを探しに行くと思いきや、
なぜか、マラソン会場に駆けつける。
サラは、ベンの知人のおじいちゃんにチャリティーで募ったお金で
どうしても電動カートをプレゼントしたかったのだ。
そのころ、パトリックは漂流中だったが、
運よく、岸沿いまで流れつき、無事に小舟から戻ってこられていた。
しかし、サラのそのことを知らない。
彼女は、何度も挫けそうになったが、
パトリックを通して出会った人達の協力や応援を受けて、 無事に完走する事ができた。
そして、ゴールで待っていたのは、パトリックだ。
倒れ込むサラの身を案じて、パトリックが寄り添う。
周囲からも暖かい声をかけられ、
おじいちゃんにも電動カートをプレゼントすることができ、
サラは、いままでにないくらいに自分の存在価値を実感する。
数か月後・・・
サラが、好意を寄せていたベンは、鬼嫁と離婚し、サラと交際を始めていた。
毎日幸せな日々を送っている。
いつも上手くいかない、だらしないサラだったが、
パトリックとの出会いがきっかけで、生まれ変わることができた。
そして、なにより、自分に自信が持てるようになっていた。
サラのおばあちゃんには、この未来が見えていたのかも…
サラは、初めてベンと公園であったとき、
「きっと何か意味があるんだよ」と言われた意味を実感することができたのだった。
映画「パグ・アクチュアリー」感想
この作品は、犬との出会いがサラの性格をも変え、
その後の人生に大きな変化をもたらす心温まる作品でした。
わかりやすいストーリーで、
悪戯するパトリックに振り回されるサラの姿が終始描かれており、
コメディ溢れた展開も見どころのひとつ。
内容としては、平凡です。
誰かの日常を見ているかのようなストーリーに加えて、だからこどの親近感のわく作品でした。
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