映画【サイン】あらすじ・ネタバレ・結末|作中に張り巡らされる伏線を回収できるか…?

SF

この記事は約5分で読めます。

映画「サイン」作品紹介

製作国

アメリカ映画

公開日

2002年

監督

M・ナイト・シャマラン

キャスト

グラハム・ヘス=メル・ギブソン

メリル・ヘス=ホアキン・フェニックス

モーガン・ヘス=ローリー・カルキン

ボー・ヘス=アビゲイル・ブレスリン

Signs – Theatrical Trailer

映画「サイン」あらすじ

穏やかに暮らす家族が経営するトウモロコシ畑に謎のミステリーサークルが出没する。

主人のグラハムは、誰かのいたずらだと思い、

警察に駆け込むが、警察からは悪戯で出来る芸当ではないとあしらわれてしまった。

それと同時に町では次々と怪奇事件が多発していることを知らされる。

不気味に感じる一家だったが、その魔の手はとうとう家族のもとへ・・・

映画「サイン」あらすじストーリー結末【起】

この先ネタバレ含みます。

アメリカのペンシルバニア州の住むグラハムは

牧師として信仰を重んじる聖職者だったが、

妻を事故で亡くして以来

神への信仰を失い、義弟のメリルと農場を営み質素に暮らしていた。

メリルは過去にプロ野球で有名な選手。

現在は引退しており、壁には現役時代にホームランを打ったバッドが飾られている。

グラハムには二人の子供がおり、

長男は持病を抱えたモーガンと家中に水の入ったコップを置いて回る不思議ちゃんのボー。

そんな、グラハムはメリルと子供達と質素ながら穏やかな日々を送っていた。

ある朝、目が覚めると子供たちの姿がなく急いで探しにいくと、トウモロコシ畑で見つける。

辺りを見渡すと畑にミステリーサークルが描かれている。

グラハムは誰かの悪戯だと思い、警察に被害届を出すが、

職員からは悪戯で出来る規模ではないと言われ、最近、この町で動物が狂暴化し、

人に危害を加えている事件が多発していることを聞かされる。

話半分で聞いていたグラハムだったが、途中子供が居ない事に気づく。

心配になり急ぎ家に帰ると、まさに職員の言葉通り、

飼っていた犬が子供達を襲おうとしているところだった。

その夜、ボーが血相を変えて「窓の外で怪物を見た」とグラハムに告げる。

しかし、「いつものことだろう…」と不思議ちゃんのボーの話に取り合おうとはしなかった。

ボーを寝かしつけ、屋根に何者かの気配を感じる。

メリルを起こし、いたずらの犯人を捕らえようと急ぐが既に逃げられてしまった。

翌日、保安官に事情を説明しようとするが、

人間なのか動物なのか姿を見ていないグラハムは曖昧な説明しかできなかった。

憶測で話しを進めていると

メディアで世界各国でミステリーサークルが発生している事が報道されている。

それを見ていたモーガンは「宇宙人の仕業だ」と声をこぼす。

グラハムは宇宙人の話はともかく、世界中で起きていることに不気味さを感じていた。

映画「サイン」あらすじストーリー結末【承】

それは、町でも同じように連続する奇妙な事件に皆怯えている様子だった。

軍の基地では宇宙人の侵略と推測する人間がいるほど混乱していた。

モーガンは、宇宙人の本を買いあさり、

家に帰宅するとボーは宇宙人に思考を読まれないように

アルミホイルで作った帽子を被って遊んでいた。

更にモーガンは、地下室で見つけた玩具のトランシーバーを

取り出し宇宙人からのメッセージが来ているとからかっていた。

その夜、グラハムは妙な気配を感じてトウモロコシ畑に向かう。

勢いで出てきたグラハムだったが、不気味な気配にその場を逃げだしてしまう。

家に戻りテレビをつけると世界中でUFOが確認されれいる事が報道されていた。

地球の危機に怯えるメリルにグラハムは「これは何かのサインではないか」と告げる。

その後の報道では、世界中に出現したUFOが突然姿を消したと騒ぎ立てている。

映画「サイン」あらすじストーリー結末【転】

ふと、モーガンの買った宇宙人の本に目が留まる。

そこには、奇しくも自分たちの家と瓜二つの建物が宇宙人に襲撃されている絵が描かれていた。

翌日、友人である獣医のレイから連絡を受ける。

グラハムの妻は、レイの居眠り運転によっては、車にはねられて亡くなっていた。

以降、レイとは距離をとっていたグラハムだったが、

あきらかに電話の様子がおかしく、心配になり彼の家に向かう。

レイはミステリーサークルは水辺の近くには無い事から

宇宙人は水を苦手にしていると推測して水辺の近くに避難したほうがいいことを忠告する。

更にレイは、宇宙人を一匹を貯蔵庫に閉じ込めたという。

宇宙人が閉じ込められている扉の隙間からナイフを鏡代わりにして確認しようとするが

扉の隙間から宇宙人の指に出てきたことに驚き、とっさにナイフで指を切断する。

そのころ、メリルはテレビで報道された宇宙人の姿に驚いていた。

グラハムが帰宅すると、怯えたメリルが子供達とアルミホイルの帽子を被る茶目っ気っぷり。

彼は水辺に避難する事を提案するが、この家を離れたくないと言われ、

仕方なく家に残る事となった。メリルと共に家の至る所に板で補強して立て籠もる。

すると玩具のトランシーバーに反応があった。遂にヤツらが現れたのだ。

天井から侵入して来た事を察知したグラハム達は地下室へと逃げ込む。

しかし、宇宙人の力強さは想像以上に強く、逃げまどっていた。

なんとか地下室にとどまることはできたが、防戦一歩には違いなかった。

その夜、妻の事故の夢を見る。

夢で妻は「メリル、フルスイングよ」と謎の言葉を告げていた。

翌朝、外に宇宙人の姿がない事を確認し水場へ脱出しようとするが

モーガンが捕まってしまい、連れ去られようとしていた。

映画「サイン」あらすじストーリー結末【結】

その宇宙人は指が切り落とされており、グラハムが遭遇した宇宙人のようだった。

モーガンに毒ガスを浴びせる宇宙人。

グラハムは瞬間に妻が最後に告げた

「メリル、フルスイングよ」という言葉を思い出し

メリルに「フルスイングしろ」と指示を出し、宇宙人にフルスイング。

倒れたはずみで水がかかった宇宙人の皮膚が、赤く焼けただれたのだ。

やはり弱点は水だったようだ。何度も宇宙人をバットで殴り続けるメリル。

最後はボーが置いて回っていたカップの水を大量に浴びて宇宙人は息絶えた。

モーガンは喘息で気道が狭まり毒ガスを吸わずに済み、大事には至らなかった。

グラハムは全て偶然などありえない。

全てはサインだったと気づき、グラハムは信仰を取り戻し、牧師に復帰したのだった。

映画「サイン」感想

この作品は、映画のタイトルの「サイン」の解釈は色々ありそうですが、

映画の中で様々なサイン『伏線』をしっかり回収して結末を迎える映画でした!

娘が意味もなく水を置いて回るのではなく何か意味がある…。

妻の最期の一言や義弟のバット…。

結局、全世界に現れたUFOは?目的は?など設定は微妙なところはありましたが、

メリルの茶目っ気や宇宙人のあっけなさなど草生えるところは多かったです!

コメント

タイトルとURLをコピーしました